2012年4月29日日曜日

新世紀エヴァンゲリオンのTV版と映画版をみたんですけど、よくわかりません。 疑問...

新世紀エヴァンゲリオンのTV版と映画版をみたんですけど、よくわかりません。

疑問①綾波レイはあのあとどうなったか

疑問②なぜ、シンジはアスカの首を絞めたのか

疑問③トウジとか他の友達はどうしたのか?

教えて!!







①おそらく、死んだのだと思います。

②難しいですね。

今でも論争が起こっていますが、一概に答えを出す、というのは不可能です。

Airのシンジとミサトの言葉をどうぞ。

「僕は・・・だめだ。だめなんですよ。人を傷つけてまで殺してまでエヴァに乗るなんて。

そんな資格ないんだ。僕はエヴァに乗るしかないと思ってた。

でも、そんなのごまかしだ。何もわかっていない僕には、エヴァに乗る価値もない。僕には人のために出来る事なんて、何もないんだ!

アスカにひどいことをしたんだ・・・カヲル君も殺してしまったんだ。やさしさなんてかけらもない、ずるくて臆病なだけなんだ。僕には人を傷つけることしか出来ないんだ。

だったら何もしないほうがいい。」

「同情なんかしないわよ。自分が傷つくのがいやだったら、何もせずに死になさい。

今泣いたってどうにもならないわ。

自分が嫌いなのね?だから人も傷つける。自分が傷つくより、人が傷つけたほうが心が痛いことを知っているから。

でも、どんな思いが待っていても、それはあなたが自分ひとりで決めたことだわ。価値のあることなのよ、シンジ君。あなた自身の事なのよ。ごまかさずに、自分に出来ることを考え、償いは自分でやりなさい。」

「ミサトさんだって、他人のくせに!」

「何も分かっていないくせに!」

「他人だからどうだって言うのよ!あんたこのまま辞めるつもり?今ここで何もしなかったら、私、許さないからね、一生あんたのこと許さないからね。

今の自分が絶対じゃないわ。後で間違いに気づき、後悔する。私はその繰り返しだった・・・ぬか喜びと自己嫌悪を重ねるだけ・・・

でも、そのたびに先に進めたような気がする。」

「いい?シンジ君、もう一度エヴァに乗ってけりをつけなさい。エヴァに乗っていた自分に。何のためにここに来たのか、何のためにここにいるのか、今の自分の答えを見つけなさい。そして、けりをつけたら、必ず戻ってくるのよ。約束よ。」

「行ってらっしゃい。」

「ッたくもう!あんた見てるとイライラすんのよ!」

「何もわかってないくせに!私のそばにこないで!分かってないわよ、バカ!救ってやれると思ってんの!?それこそ傲慢な思い上がりよ!分かるはずないわ!」

自分が近くにいると、アスカを傷つけてしまうシンジ・・・

「何か役に立ちたいんだ。ずっと一緒にいたいんだ。」

「じゃあ、何もしないで。もうそばに来ないで。あんた、私を傷つけるだけだもの。」

「アスカ、助けてよ!ねえ、アスカじゃなきゃだめなんだ。」

「うそね。あんた誰でもいいんでしょ!ミサトもファーストも怖いから、お父さんも、お母さんも怖いから。私に逃げてるだけじゃないの!それが一番楽で傷つかないもの!本当に他人を好きになったことなんかないのよ!自分しかここにいないのよ!その自分も好きだって感じたことないのよ!」

「哀れね。」

「助けてよ・・・ねえ、誰か僕を、お願いだから僕を助けてよ・・・助けてよ・・・僕を助けてよ!!一人にしないで!!僕を見捨てないで!僕を殺さないで!」

「いや。」

アスカは、もし生き返ったら、自分を傷つけるだろう・・・

「誰もわかってくれないんだ」

「何もわかっていなかったのね」

「嫌なことのなんにもない、揺らぎのない世界だとおもったのに」

「他人も自分が同じだと、一人で思い込んでいたのね。」

「裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったんだ!」

「始めから自分の勘違い。」

「自分が傷つくのは嫌。だったら、みんな死んじゃえ。」

なんとなく、分かりません?

言葉で説明するのは難しいですね。

③他の都市に避難したらしいです。

第三新東京は危険だったので。。。








②については十年前にラジオと公式サイトの中で真意が語られているんですよ。シンジのアスカへの首絞めは空四に準えて作られたエピソードです。アスカに対して自身のデストルドーを受け止めて欲しいという願いを込めた『I_need_you』の証。監督は観る側に解釈を委ねてはいますが、真実も明らかにされているんですよ。ラストのチャタイは『夢の隙間』です。これはシンジとアスカがトランを見出しチルドレンからチャイルドになれたという証。つまりラストのチャタイ=シンジの首絞めは【殺意ではない】と証明している訳です。







疑問①と③は、シンジとアスカの細胞の一部になったはずです。

疑問②は、愛情=憎しみだと思います。

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