2012年5月2日水曜日

新世紀エヴァンゲリオンの人気の所以

新世紀エヴァンゲリオンの人気の所以

何故社会現象になるほどにまで人気が出たのでしょう?

私はエヴァを相当高く評価していて、今まで数多く見てきた中でも秀逸の出来と思っています。

貞元エヴァを始め、原作アニメから劇場版、新劇場版、育成計画…

序をスクリーンで見た上DVDも買い、果てはグッズにまで手を出す始末。



ふと、思ったことは

「私はこんなにも好きなのに、そこに得とした理由が無い

また、こんなにも人を引き付ける魅力というものを書き出せともしいわれた時、一文さえ出すことが出来ないのではないか」

ということです。



恋愛感情等などと等しく、言葉で言い表せない何かがあるのだとは思いますけれど…。





同じくして、およそ00年代最大級ヒット作とも呼んでも過言ではない「涼宮ハルヒ」シリーズ。

双肩的存在といえば「ケロロ軍曹」でしょうか。

前者は少女「涼宮ハルヒ」が世界に不満を持ち波乱を呼ぶ様を描いた学園物。

後者は地球を植民地?にしようとする知能的二足歩行蛙「ケロロ」率いる師団が一家に服従している話。



これだけを見ると、どこに魅力があるのだろう、と思ってしまいます。



それでも、数多くの人々(大半が私をはじめ世間からあまり迎合されてはいない方面の方々でしょうけれど…)

を魅了する点というのは、どういった点なのか、感想を書いていただけたら幸いです。







人気があるのと社会現象になるというのは別次元だと思いますよ。



人気の理由:ストーリーが斬新。戦闘表現が画期的。(今日の戦闘表現の基礎となっている)が大きな理由でしょう。



社会現象:所謂、終末思想。地下鉄サリン事件など社会的に極めて不安定だった時代背景のもと、あのように斬新で、焦燥感をあおる物語に、一種の答えがあるのではないかと、すがった。なんて、分析がされる。



まぁ、この手の話は最終的に、とりあえず見ろ!というところに落ち着く気がするw





僕の好きな言葉(?)として、映画やら音楽の告知でこの映画を一言でまとめるとという言葉に、そこで一言でまとめられるんならば、映画なんて撮らねぇし、アルバムなんて作らないと。伊集院光が番組に来たゲストに対して、映画の見所はと聞く時に申し訳なさそうに聞くんだなぁ。。。このように考えて。



(追加。次の人の回答を読んで弁護だけど、社会学者がこぞって取り上げたほどのインパクトはあったんですよ。社会学者という人種がドコまでメジャーなのかは分からんけどw その手に興味がなければ、それまでですね。)








現実世界にないもの単純にわかりやすく描くから、究極の現実逃避です。あまり深くないストーリーを面白くする力がアニメには存在するから。社会現象と言っても一部だけの人気ですから。

文字では魅力があまりないものを面白くするのがアニメの面白いところの醍醐味です。







エヴァは当時TVで不定期に観ていたくらいで、他の作品に至ってはほとんど知らないのですが、個人的な所見を。



多くのファンが、深読みをして楽しんだ「奥行きのある世界観」こそが、エヴァの魅力ではないか、と推察しています。

エヴァのキャラクター等には、心理学の本等でよく登場するキーワードが効果的に使われていました。

また、「ロンギヌスの槍」のような、聖書関係のキーワードもありました。

よく言えば難解、悪く言えば意味不明なストーリーに、そうしたキーワードを散りばめることにより、「奥行きのある世界観」だと感じさせることに成功したのだと思います。



また、演出もうまかったと思います。

全体を通して、ドラマや映画を思わせるようなカメラワーク。(アニメでその言い方はおかしいですが)

音楽の使われ方も、効果的だったように思います。



社会現象についてはなんともいえませんが、ファン層はアニオタオンリーというイメージですね。







エヴァンゲリオンについては詳しくないですが、主題歌の残酷な天使のテーゼが有名になったので、エヴァンゲリオンを名前だけなら知ってる みたいな人が増えたんだと思います。そしてそういう人達が実際に見て、はまっていったのではないでしょうか。



次に涼宮ハルヒの憂鬱ですけど、ニコニコ動画にハレ晴レユカイのダンスが投稿されたからでしょうか?



ケロロ軍曹は……社会現象ですか?そこまでではないと思いますが……。







水を差すようですが社会現象というほどのものでは有りません。

あれはオタクという人種が一種奇異の目で見られる際の

彼らが持つ文化の象徴とされただけだと思います。

多くの一般人にとっては名前は知ってるけど

中身は知らないという代表的なものなのです。

例えばエヴァンゲリオンについて尋ねられたとき

「ああ何かオタクっぽい人は好きらしいね。

名前は知ってるけど見たことはない。」

と回答されるようなものだということです。

あれを社会現象と呼ぶには受け入れられた層があまりに狭い。

もっともマスメディアもそれを承知のうえで

社会現象という言葉を使っていますが・・・

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