2012年5月7日月曜日

新世紀エヴァンゲリオンを4日ほどかけてアニメも映画も漫画もすべて見たら話がごち...

新世紀エヴァンゲリオンを4日ほどかけてアニメも映画も漫画もすべて見たら話がごちゃごちゃになって整理がつかなくなってしまいました。
①25話と26話は碇シンジの望む世界と何が望まない世界の 想像 思い の話なのですか?



②25話と26話を含めての現実の話なのですか?



③アスカは風呂場で痩せこけて魂がぬけたような状態だったのにいつ元気になりましたっけ?



④量産機VS弐号機のときにアスカの目やら腕が裂けるようなシーンがあったのですがアスカはあの時点で死んでないのでしょうか?



⑤カヲルを殺してサードインパクトを防いだがレイがいたので結局サードインパクトがおきた。で正解ですか?



⑥最終的に最後にアスカとシンジが生き残り他者はひとつになって話はおわりですか?



⑦最後の最後での「気持ち悪い」ってなんでそんなこと言っちゃうの?



⑧漫画とアニメどっちの話が正しいですか?てかなんで漫画こんなにも出るの遅いんですか?



⑨まず新世紀エヴァンゲリオンってまだ続いてるんですか?終わったんですか?



なにが正解で何が間違いで、本当の正しい話が掴めないので

分かりやすく 新世紀エヴァンゲリオン の話の内容がしりたいです。



よろしくおねがいします!







①TV版25話・26話も、シンジが望んだ世界の話ですよ。

最初は「何もかもなかったことになる」ことを望んで補完を起こし、最後は逆に「元の他人がいる世界」を望みました。

劇場版ではその様子が外から描かれ、TV版ではシンジの心の内面に徹底して描かれています。



②現実世界の出来事ではありません。

互いの魂が溶け合う中で、シンジの心の中で現実にあったやりとりではありますけどね。



③カヲルがフィフスとしてネルフに来る直前に回収され、ネルフ内の病院で治療を受けていました。

アスカの心の喪失は、彼女に母親に棄てられた記憶があり、エヴァに乗ることだけを自分の価値として生きていたため、エヴァに載れなくなったとき自分の価値のすべてを見失ったのが原因です。

病院では回復しませんでしたが、劇場版で弐号機の中にいる母の魂に気付き、本当の母はずっとエヴァの中で自分を見つめ守っていてくれていたことを知り、回復しました。



④死にましたよ。

巨大綾波の顔がカヲルに変わり、至福の表情のシンジが水面のように消えたあと、シンジの魂とミサトやアスカの魂との触れ合いがあります。ミサトは「溶け合う心が見せるもうひとつの私」と丁寧に説明してくれていますね。

この場面のあと「反ATフィールドが臨界点を突破」という発言があり、ネルフ職員たちの肉体がLCL化し、魂が《黒き月》へと回帰していきますが、その少し前に、既に死亡していたミサトやリツコ、ネルフ職員や戦略自衛隊員の体がLCL化している描写があります。

この場面で、シンジの心の中にアスカの魂が登場したということは、この時アスカはもう死んでいたということです。



⑤ネルフ側としてはカヲルを殺してサード・インパクトを防いだという認識で正解です。送り込んだゼーレ側としては、そもそもシンジにカヲルを殺させるのが目的でした。補完の発動にあたり、殺す予定のシンジが初号機に乗ってしまっても、彼が自らの意思でサード・インパクトを起こすよう、絶望を植え付けたわけです。

サード・インパクトは《神》と呼ばれる存在にしか起こせませんが、実際のサード・インパクトも《神》であるレイ(リリス)がいたから起きたわけではありません。ネルフ職員がLCL化したところまではリリスの反ATフィールドですが、地球全域を覆ったのは《神に等しい存在》の体の一部となった量産機が、自らをロンギヌスの槍で貫いたことで展開された反ATフィールドです。

つまりサード・インパクトを起こしたのは《神に等しい存在》となった初号機&量産機です。劇場版の最初の方でも「リリスによる補完は出来ぬ」と、ゼーレは既にリリスを使うことを諦めている描写がありますね。



⑥庵野総監督や、新劇場版の製作総指揮の大月俊倫氏は、みんな死んだと言われてますね。

ただそれだと、「自らの形を自分自身でイメージできれば、誰もがヒトの形に戻れるわ戻れるわ」というリリスの発言と、「心配ないわよ。全ての生命には復元しようをする力があるの。生きてこうとする心がある」というユイの発言が、何の意味もない慰めだったことになります。

この点については結局、おのおのの解釈と納得の中にしか、答えはありません。



⑦アスカは母に棄てられたわけじゃないと知ったことで、無自覚にしろ「女としての自分」や「母としての自分」を、肯定的に受け入れられるようになりました。

その母性とも呼べる心の余裕でシンジの頬を撫で、シンジはそれで自分を許すことができ、また元の世界を望んだ理由である「人は傷つけ合うばかりじゃないかもしれない」という希望が、幻ではなかったと気付いて号泣したのだと思われます。

しかし勝手に自己完結して泣き崩れるシンジの姿は、やはり哀れで不可解で、口を吐いて出た言葉が「気持ち悪い」だったと解釈しています。

「他人」の不可解さを示しつつ、決して悪い感情を抱いているわけでもない、絶妙な言葉だと思います。



⑧使徒の数やアダムの出自(アニメでは外宇宙から飛来、漫画では地球生まれ)など、いくつか設定が違いますが、基本的にどちらも同じものを描いていますよ。漫画は完結していないので「今のところは」ですが。

設定の違う部分については、アニメはアニメ、漫画は漫画で、どちらが正しいというわけでもないですね。

貞本氏は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』『サマーウォーズ』『時をかける少女』などの映画や、キャラクタデザインなど仕事の多い方の上、元々かなり遅筆らしく、それが遅れの原因になっています。



⑨テレビ版から始まった一連の物語は、劇場版で完結しました。

漫画版は連載中で未完です。

そして新たな物語として『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』が作られ、こちらは来年秋で完結予定です。



⑩言葉遊びですね。

渚はシ者。使者(使徒)であり、死者でもあります。カヲルという名前も、それぞれ文字を一つ前にずらすと「オワリ」となります。最後の使者であり、最後の死者でもあるわけです。










シンジが望む世界とは、もう一度他人と会える世界です。

シンジの望まない世界は、人類補完計画により、人類が一つとなり、他人との区別が無くなった世界です。





TVシリーズ25話と26話のシンジの内面世界の話です。

旧劇場版「Air/まごころを、君に」はエヴァの現実世界での話です(シンジの内面世界の描写も多々ありますが)。





保安部に回収されて病院送りとなり、そこで点滴をうつことで身体としては大分元気になってました。

ただ心のほうはそれではなおりませんでした。

心のほうは、旧劇場版において、無理やり乗せられた弐号機の中で命の危険にさらされ、そのとき弐号機にいる母の魂に触れたことにより復活しました。





死んではないです。

あくまで腕が裂けたり、目の負傷はエヴァとの高シンクロによる擬似的な痛み(演出)です(2話のシンジのようなもの)。

ただ精神が本物の痛みと思うことで、体にも支障がくるので、旧劇場版の最後では負傷したような状態になっていたのでしょう。





カヲルが死んで防がれたのはあくまで、アダムの使徒によるサードインパクトです。

レイ(リリス)によるサードインパクト(人類補完計画)はゼーレもゲンドウも望んでいたので、わざと自分たちで起こすように仕向けました。





不明です。

ユイは戻ってこれるようなことをいってましたが、大月プロデューサーによると、その後の世界では誰も戻ってこなかったそうです。





庵野監督がアスカの声優である宮村優子に、シンジが旧劇場版最初にアスカにやったことをどう思うか、という質問に対しての答えが「気持ち悪い」で、それをそのまま採用したそうです。





どちらが正しい、というわけではないです。

アニメはアニメ、漫画は漫画ということです(原作はアニメのほうですが)。

ちなみになぜ遅いかというと、作者である貞本氏の遅筆ですね。

他の仕事がはいると、そちらばかりになって、エヴァの話が進まなくなります。





いわゆる旧作と呼ばれる「新世紀エヴァンゲリオン」はTVシリーズと劇場版「Air/まごころを、君に」で完結しました。

そして現在はこのTVシリーズをリビルドした「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」というのが始まっています。

こちらは「序」「破」「Q」「?」の4部作(「Q」と「?」は同時上映予定)を予定して作られており、現在「破」までが上映されています(最終作は2012年秋公開予定)。

新劇場版は旧からの続きという噂もありますが、新キャラや色々設定が変わってきていたりすることから、個人的にはつながっていない新作だと思ってます。



(補足)

渚カヲルは名前的に色々スタッフがネタを仕込んだものになってます。

言われるとおり、渚をわけるとシ者(使者、死者)となっておりするのもひとつですが、カヲルという名前の各文字の前の文字を読むと、「オワリ」となるというものもあります。

ようはスタッフとしては、渚カヲルが最後の使徒である、ということを色々アピールしたかったのでしょう。







①まず25話と26話はTV版と旧劇場版の二種類あります。そのどちらもシンジの心の葛藤を中心に描かれています。

TV版ではシンジの心の中の話だけを、旧劇場版では現実の戦いを踏まえて描いてます。

TV版も旧劇場版もシンジが望んだ世界です。



②この作品はフィクションです。



③風呂場で痩せこけて魂がぬけたような状態になっていた所を発見され病院に収容治療され身体的な健康を取り戻し、旧劇場にて弐号機の中で実の母に会った時に精神的な健康を取り戻します。

④生死不明です。

⑤「おきた」ではなく「おこした」です。自分達の手でサードインパクトをおこすのが目的ですから。

⑥一応おわりです。

ただし新劇場版は旧劇場版の続きでは?

と言う解釈もあるのでなんとも言えません。

⑦いろんなことがあって心に傷をおったシンジは、自分が誰かを傷つけることも誰かから傷つけられることも嫌になり他人の存在全てを否定し、サードインパクトを引き起こします。

しかし人類がひとつになった世界でシンジは「これは何か違う」と考え他人の存在を再び望みます。

つまりシンジは自分が誰かを傷つけることも誰かから傷つけられることも受け入れたんです。あのシーン(シンジがアスカの首を締める、アスカがシンジに「気持悪い」)はその象徴だと思います。

⑧どちらが公式か?と言う意味なら、アニメが公式です。

⑨「新世紀エヴァンゲリオン」は終わってます。今やってるのは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」です。

ただし、先にも言った通り新劇場版は旧劇場版の続きでは?と言う解釈もあるので続いていると言えなくもないです。



補足について



逆です。

最後の使徒「タブリス」に渚カヲルとゆう名前を与えただけです。



ちなみに②の質問には①でまとめて説明しました。







とにかく只今

「新劇場版」という形で続いています。新作は来年秋頃予定。



エヴァはテレビ版で何も謎が解決していないとの声多数により劇場版が制作されました。

しかし、これがテレビ版のダイジェストで何も解決になっていなかったので問い合わせ殺到…。

さらに劇場版が制作。

これはテレビ版25・26話の新作(完結編)として制作されましたが、やはり疑問に残る所も多々あり問い合わせ殺到…。そして、只今「新劇場版」という形で制作が進んでいます。

新キャラも出て来ているのでテレビ版とは話が違ってきてますかね…。



今回の「新劇場版」シリーズで多々ある疑問が解明されることを願います。

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