新世紀エヴァンゲリオンの映画『Air/まごころを、君に』を見て後悔しているのは僕だけですか?
今までアニメの1話から26話までしか見たことがなかったんですけど、知恵袋などでいろいろ調べたので大体エヴァンゲリオンの内容が理解できたと思っていました。なぜミサトやリツコが死んだのか、レイの正体とは何か、人類補完計画とは何か...それらはすべてなんとなくわかった気がしていました。でも映画版では新たにちゃんとしたエンディングが作成されたと聞いて、実際僕の理解したもののどこまでが当たっているのかと見ることにしました。
しかし、これはどうでしょう?今まで僕が見てきたエヴァンゲリオンとはまったく違う雰囲気の映画ではありませんか!軍人がネルフの人々を惨殺したかと思えば、アスかは化け物に食いちぎられるし、レイは完全に化け物に変身するし、あとシンジはなさけないどころかもう完全に狂ってしまっているではないですか!もはやエロ、グロ、エロ、グロの連続... 見るのもいやになり途中でやめました(伊吹マヤが死ぬあたり)。
ここで質問なんですが、いったいなぜこの映画はそんなにエヴァンゲリオンファンの中で人気があるのですか?どうしたらこんな残酷な映画を見たあとでもエヴァンゲリオンが好きでいられるのでしょうか?
無論僕はエヴァンゲリオンが嫌いになったわけではありませんが、これ以上見たいとは思わなくなりました。
確かに、普通の観点で、普通に見てしまえばただのスクラップショー、気持ち悪いです。
私も最初は「何だコレ!?エヴァってもっと…こう……あれぇっ!??」となったものです。
ですが、映画版を出来れば最後まで見てほしい。見て頂きたい!
普通の日本人の観点で見てしまえばそれまでですが、しっかりとキリスト教の考え方を頭に入れて、尚且つ、考えながら見れば大分面白いですよ?
ヨーロッパで食される猿の脳みそと同じです。
日本人はそうそう脳みそなんて食べないので、普通に見れば気持ち悪い。
でも彼らがそれを食べるようになったルーツや、彼らがどんな風にその脳みそを捉えているかを理解しながら見れば、それらも列記とした文化に見えてくるはず。
ただ、戦略自衛隊侵攻の場面では、人間のグロさ・残虐さ・愚かさを見せたかったのも事実だと思います。
火炎放射器で人を焼いたり、降参している人間を平気で撃ったり。でもそれらは全て、ブラウン管の中だけの話ではありません。
現実に今、世界各地でそういうことが起きているのです。
話がそれましたが。
とにかく、EVAに無駄な部分なんて一つもありません。
海老と一緒。殻まで食べたもん勝ち。
最後にヒント(ご存知かも知れませんが)。
戦略自衛隊に撃たれたNERV職員たちの死体が映るシーンがありますが、よく見ると誰一人としてカメラを向いていません。
これを「顔をいちいち描くのがめんどくさかったんだよ」と解釈するのか、はたまた別の意味に捉えるのか。
それは貴方の自由です。
EVAは人生と一緒です。人生を描いた作品です。
人生は誰かに教えられるものではありません。
その眼で見て、耳で聞いて、肌で感じて。。。
五感と脳みそをフル稼働させて見て下さい。
きっと、その壁を越えれば、EVAの真実に近付きますよ。
EVANGELIONとは何だったか。思い出せます。
ジンジが狂ったのはデストルドー反応(死へ欲望)が強くなったからです。なぜ強まったかというと、アスカが殺されそうになっているのに、自分は何もできなかったという感情のせいでしょう。
ゼーレがネルフに攻撃をしかけるようになったのは、ゲンドウが裏切ったからです。
戦略自衛隊が完全に破壊してくる前に、ゲンドウはレイを使って補完計画を行おうとします。しかし、レイはシンジが苦しんでいる姿を思い浮かべて、完全に拒絶し、リリスのもとへ戻ります。
伊吹マヤは「みんなのATフィールドがなくなっていく」と言っています。つまり、自我境界線を失うので人間はドロドロの液体(LCLでしたっけ)になるのです。そのなかで、自分の形を強く知って、みんなとの融合を完全に拒絶するものが生き残ります。
これはタダのグロアニメではありませんよ。
話の中で理解できないところもあったではないでしょうか。それを解いていくがエヴァの面白さではないでしょうか。
社会現象になった理由としては、「独特なキャラクター」と「内面の表現」と言われています。
あなたは内容より画面上の風景を見ていたのではないでしょうか?
エヴァを1、2回しか見たことのないようなかわいそうな人間は劇場版など見ないでください、てかエヴァという単語を発しないでくださいw
あれはTV版の25,26話にしっかり合っています。
ほんと、馬鹿ですねw
元々こういうアニメですけど何かおかしいですか?元々そういう場面はあったと思いますが!人間の死ぬシーンと使徒の死ぬシーンが変わっただけじゃないですかね!動物の死ぬシーンは楽しくみれるけど人の死ぬシーンはグロテスクで嫌だと言ってるような物です!アニメの時からそういうシーンはあったからその延長上の話で良いと思いますよ
僕は後悔してませんが
後悔する気持ちは分かります
グロいですもんねwww
でも個人的にはアニメ版でうやむやだった人類補完計画がしかっりと描かれてたので好き(?)な作品です
シンジ君が他人を求めることにより補完が中断するラストは少し救われます
「気持ち悪い」は・・・・・・(・ω・)
クローバーフィールドよかマシでしょ?
個人的には質問者さんが見てない後の部分が好きです。ミサトの命がけの行動、シンジやアスカも他のアニメにはない人間らしさがありレイも人類のためではなくシンジの為だけに動いた。確かにグロいしエロいですがそれだけ悩んだシンジが出す答えを良ければもう一度見届けてあげて下さい。
残念ですが、
あなたはエヴァをまったくと言っていいほど理解できていません、
・戦略自衛隊が攻めてきたのはゲンドウがゼーレを裏切ったからです
・アスカを喰い殺したのはゼーレのエヴァンゲリオン量産機です
・あれを化け物だなんてとんでもない!! あれが人類の母、リリスの本当の姿です
・シンジ君はカヲル君を死なせてしまったことにより、自我崩壊を起こしていたのです
・マヤもシゲルもマコトも死んでいません、もとあるべき姿(LCL)に戻っただけです
・グロは認めますが、エロは聞き捨てなりません、全ては「儀式」です
(冒頭のアスカを見てシンジがやっていた行為は、庵野さんが視聴者に「お前らはこれを見ているんだぞ」と言いたかったんです)
あなたの質問を見る限り、これらの事をあなたは知らないと思います、
これでもまだほんの一部です、これより深い謎はまだまだあります、
自分も大した知識がなかった頃は、映画がなんのこっちゃわかりませんでした、
しかし、何年も追究して、少しずつ意味がわかってきました、
まずはもっと追究することです、
そうすれば、もっとエヴァの面白さがわかるはずです。
追記
確かに、酷すぎるのはわかります、
それについては、自分も色々と調べていますが、
未だよくわかりません…
もっと調べれば、いつか理由が分かるかもしれません…
最初、あれを映画館で見た時は、「後悔する」前に「キレ」ました(笑)。
そう考えるのが人間で、その人間がエヴァを作ったのですから・・・
好き・嫌いの感情は捨ててもっと自分を見つめ直してみてよ
本当のエヴァは自分の心の中にいますよ
劇場版のエヴァはテレビ版よりも単純に視界を広くすることで世界観が広くなったから、テレビ版よりも起きる不条理が増えただけのことです。
各事象の辻褄は基本的にないです。
ただ世界は不条理だということ。
その不条理な世界の中で僕らは生きていかなくてはいけないという以外にほとんど意味はないです。
感想は人それぞれです。
ですから、あなただけではありません。
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